タイガー・ウッズが優勝、松山英樹が2位で最高の結末、ZOZOチャンピオンシップ

13年ぶりに日本に帰ってきたタイガー・ウッズ、そしてまた『ZOZO チャンピオンシップ』で素晴らしいゴルフをみせてくれました。


(我らがヒーロー タイガー・ウッズ)

台風による大雨の影響で2日目が中止となり、土曜日には無観客試合、日曜日は日没まで回れるだけプレー、月曜日の朝残りのホールで決着と日本で行われた初のPGAトーナメントは波乱万丈の展開となりました。


(大雨でフェアウェイが川に?)

本来なら大会自体が中止になりかねない大雨に見舞われながら、土曜日にはコースの整備を再開できるまで整えた習志野カントリークラブのスタッフの方々やボランティアの皆さんの尽力には驚かされると共に我々ゴルフファンは最高峰のプレーを無事みることが出来たことを感謝いたします。

トーナメントの中身の方は初日からトップに立ったタイガー・ウッズが完全優勝でサム・スニードの記録に並ぶ82勝目を飾るという万々歳の結果となりました。

ゴルフ界の伝説の人サム・スニードの82勝というのは誰にも破られないだろうといわれたスゴイ記録でしたが、まだ43歳のタイガー・ウッズ今後どこまで記録を伸すのか楽しみです。


(レジェンド サム・スニード)

しかも3ラウンド目からは松山英樹がタイガー・ウッズを追いかける2番手となり、月曜日の最終日では2人の一騎打ちの様相となったので日本のゴルフファンは大興奮となり、この日本初のPGAツアートーナメントは大成功の結果でした。

松山英樹は久々に日本でプレーしたわけですが、先週からの好調を維持して素晴らしいプレーをみせてくれました。
もう少しパットが決まればタイガーを追い詰められたのですが、パット・・・松山の永遠の課題ですね。


(最終日パットが決まらず 松山英樹)

現在43歳のタイガー・ウッズが20代、30代の連中を圧倒しての優勝、年齢的なハンディなんて全く感じさせない、むしろ若い連中より飛ばしているなんて信じられません。

タイガー・ウッズの姿勢は60歳からの理想的な生き方に重なる

皆さんご存じのように度重なる怪我による手術での不調やプライベートでのスキャンダル等でドン底まで落ちたタイガー・ウッズ、誰もがもうタイガー・ウッズは終わりだと思ったに違いありません。

しかし不死鳥タイガー・ウッズは昨年『ツアーチャンピオンシップ』で5年ぶりの復活優勝を遂げ、今年の『マスターズ』で久々のメジャー優勝を飾り、新生タイガー・ウッズが誕生したのです。

新生タイガー・ウッズ、それは明らかに変わったスイングに他ありません。


(ナチュラルスイングのタイガー)

以前のタイガーは並外れた筋力に頼ったパワースイングでしたが、その結果膝や腰の故障に悩まされることになりました。

度重なる手術の結果故障箇所は完治してきましたが、年齢的にも体力的にも以前のような筋力中心のスイングは出来ません。

タイガーは2014年にクリス・コモという全く無名のティーチング・コーチと契約を結びました。

クリス・コモはテキサスウーマン大学のウォン教授よりバイオメカニクス(人体構造力学)の指導を受けてゴルフスイングに取り入れて、あらゆるスポーツ同様に『地面反力』を生かし、流れるようにスムーズでナチュラルな動きを大切にしたティーチングを提唱していました。

現在PGAのゴルファーはダスティ・ジョンソンを代表格とした『地面反力』を生かした効率的なスイングが主流になっています、その結果飛距離は飛躍的に伸びました。


(地面反力スイング ダスティ・ジョンソン)

タイガーはいち早くバイオメカニクスを生かしたゴルフスイングに注目していてクリス・コモを採用したわけですが、これはタイガーがこれからのプロゴルファーとして理想的なゴルフ人生を送るためにはどうすればベターなのかをちゃんとジャッジ出来ていたということです。

私マサトも60歳からの理想的な生き方をきちんと早く見つけて、そのためにするべきことをクリアしていかなければいけません。

タイガーのように、常に進化して魅力的な男になれるように努力しますよ。

来年の『ZOZO チャンピオンシップ』にはタイガー・ウッズがディフェンディングチャンピオンとして帰って来るよね、
楽しみだなあ。

      (本文中の画像はゴルフダイジェスト・オンラインより引用しています)

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