神奈川タクシー初乗り運賃500円!2月1日より首都圏のタクシー料金改定!

令和2年2月1日より神奈川県をはじめとする首都圏のタクシー料金が改定されます。

神奈川の京浜地区、相模・鎌倉地区、都内多摩地区、千葉県、埼玉県の一部が初乗り運賃を500円としますが距離は現行の2kmから地区によって微妙な違いがありますが約1.2kmに短縮しています。

加算運賃は私の営業エリアである京浜地区では264m毎に100円となっており実質8.88%の値上げとなっています。

神奈川県および首都圏各地区の新運賃

神奈川県の京浜地区と相模・鎌倉地区はだいたい同じような値上げ幅になっています。

各地区の新運賃をもっと詳しく知りたい方は下記のURLで参照できます。
http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/taxi_jigyoukaisi/date/jidouninka_1213.pdf

初乗り運賃500円の影響はどうなる

2017年1月に東京23区内のタクシー運賃が初乗り410円になったとき、都内のタクシードライバー達には激震が走りました。

初乗り運賃をこれだけ下げると多少お客様が増えたとしても売り上げは下がってしまうのではないか、お客様にはメリットがあってもドライバーにはデメリットの方が大きいのではないか等ネガティヴ思考が蔓延していました。

ところがいざ始まってしまうと、手軽にチョイ乗り出来る便利さで利用客が増えるし、中距離以上は値上げになっていますので夜間の営業等はかなりオイシイ状況でキチンと仕事をするドライバーは売り上げも向上していると聞きました。

私の営業エリアは私鉄沿線のいわゆる郊外の高級住宅街と呼ばれている区域なので仕事での利用というよりも病院へ通う、買い物に出かける、自宅に帰ると言ったプライベートの利用者が主になります。

またこの地区には高齢者が多いことで有名で高級老人ホームや介護施設がたくさん有り外出時のお迎えやご家族の訪問などで行き帰りの利用もかなりあります。

横浜には坂道が多いのですが、私の営業エリアも坂だらけのところで徒歩2~3分でも坂がきついとタクシーを利用して頂くお年寄りがとても多い地区です。

他の地域よりは金銭的余裕がある高齢者が多いと感じています。
正直なところこの地区の方は初乗り運賃が高い安いは気にしていない方が多いように思いますので1km前後の利用で740円は我々ドライバーにはありがたかったのですが、500円の初乗り運賃はちょっと痛いかなと言うのが本音です。

買い物帰りにバスを利用していた方がワンコインになったことでどれだけタクシーに流れてくれるかが鍵になりそうです、2~3人組ならタクシーの方がお得ってこともあり得ますからね。

初乗り運賃500円にはネガティヴな意見が多い

さて、今回の運賃改定を同僚達はどう思っているのか、大部分の人が悪い方向にいくと思っているのかネガティヴな意見が多いようです。

普段からタクシーに乗らない人は値段が下がったからといってそうそう乗るものじゃない、ワンコインになったとしても大幅に利用客が増えるとは思わない。

多少増えたとしても売り上げの減少は否めないだろう、忙しい思いをしても売り上げは減るだろう。

以上のようなネガティヴ思考が圧倒的に多く、ポジティヴな意見はほとんど聞けません。

まだ始まってもいないのに悲観的な話ばっかりでいささかウンザリしています。

お客様が増えて暇な待機の時間が減って嬉しいとか、2km以上は値上げだから売り上げが伸びそうだとか、釣り銭の計算が楽だとか、もっと色々ポジティヴに考えた方が楽しいのにね。

あと1ヶ月で運賃改定が始まりますので、どう反響があるか楽しみです。

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