強い原英莉花! 完全優勝で国内メジャー2連勝!

女子ゴルフ国内メジャーの「JLPGAツアー選手権リコーカップ」の最終日が宮崎CCで行われ、10アンダーの首位スタートをした原英莉花が手堅くパープレイで回り、4日間首位を守る完全優勝でツアー通算3勝目をあげました。

原英莉花は10月の「日本女子オープン選手権」に続く国内メジャー2連勝、大舞台に強い安定した強さをアピールしました。


(もう1億円突破古江彩佳)

最終日68のベストスコアをマークした古江彩佳が8アンダーで2位に入りました、ツアー3連勝を狙い好調な滑り出しを見せた古江でしたが3日目の崩れが響き、最終日猛チャージを見せましたが一歩及ばずでした。


(やっぱりシブコは絵になる)

通算6アンダーの3位タイには、1アンダーで回った渋野日向子、前半の崩れを取り返せなかった西村優菜、粘りのゴルフで優勝に執念を見せていたが後半力尽きた上田桃子の3人が入りました。

原英莉花が今年強くなった原因はなにか?

原英莉花が連勝した国内メジャー大会、2試合ともスキのない安定したゴルフで完勝という内容でした。

昨年の原英莉花は今一つ安定感がなく首位争いをしていても、いつ崩れるのかという不安がよぎる弱さを感じていました。

では何故急にこんなに強くなったのか?

マサトが推測するに、原英莉花はジャンボ門下の第一人者と自他ともに認められ、その存在感はまるで女王様のごとく光り輝いていました。


(ビジュアルNO1 原英莉花様)

ところが今年に入り同じジャンボ軍団からユウカ・サソウというフィリピン人の少女が頭角を現し、圧倒的な飛距離を武器にあれよあれよという間に2勝してしまいました。

マスコミは新星登場とこぞってサソウの話題ばかりです、これにはさすがの英莉花女王様も「ヤバい、私の地位が危ういぞ」と焦りました。

元々技術面とフィジカル面のポテンシャルはかなり高い原英莉花女王様、持ち前の闘争心に火が付いたようです、思考回路とメンタル面が良い方向へと変わってきたみたいですね。

技術面とメンタル面をうまくコントロール出来る様になり一気に強いゴルファーへと開花したのですね。

今日の優勝で英莉花女王様の座は不動のものとなりました。

オーバーパーを叩けば優勝は出来ない

原を追いかけた古江、渋野、西村、上田の4人はよく頑張ったけど、やはり1日でもオーバーパーの日があると優勝はできないですね。

3連勝がかかった古江彩佳は3日目の75がパープレイなら通算11アンダーで優勝できていただけに悔やんでも悔やみきれないと思います、抜群の安定感がある古江彩佳があのような崩れ方をするとはわからないものです。


(いつも可愛い西村優菜)

西村優菜は2回目の最終日最終組またもや序盤から崩れてしまいました、しかし今回は終盤まで我慢のゴルフができていたようでやはり並大抵の新人ではないなと感心させられました。


(ベテランの意地を見せた上田桃子)

上田桃子がメジャー未勝利だとは知らなかったです、今大会は千載一遇のチャンスだっただけに本人も気合が入っていたに違いないと思います。
一時は2位に浮上していただけに終盤の難ホールに力尽きました、シブ子がだめなら桃子に勝たしてやりたかった、残念!


(久々の上位に蛭田みな美)

このところ黄金世代以下の若手に押されて出番が減っていたお姉さん世代の三ヶ島かな蛭田みな美が久々に良いゴルフを見せて4アンダーの4位タイに食い込みました。


(粘り強い三ヶ島かな)

三ヶ島かなは今年からシブ子と同じ青木コーチに師事していて少しずつ結果が出るようになったかな、この調子で全米女子オープンでも頑張ってね。

渋野日向子の復調はパット次第

さて我らがシブ子こと渋野日向子はもう大丈夫でしょう。


(自然な笑顔が戻った)

最終日は1番ホールのバーディーパットに尽きると思います、あのパンチが入ったノーカンパットがその後のパットを狂わせました。

入れごろのバーディーチャンスをショートする場面が多く見られたようにオーバーを怖がっていたように見えました、原英莉花が1m以上残ったパーパットをラインを殺した強気のパットでしのいでいたのと対照的で原のパットは昨年のシブ子のパットスタイルを彷彿させましたね。

それでもスコアを伸ばして原を追いかけていたのですが、13番ロングのボギーで万事休す本来バーディーホールと計算していたはずの13番をボギーで追撃ムードが消え失せてしまいました。

タラレバですが3日目せめてパープレイいや1アンダーくらいで上がれていたら最終日面白かったのですがね、5打差では原が落とさなければノーチャンスでしたから中々厳しい状況でした。

しかしながら3日間アンダーを出せたという結果は大きな自信になったでしょう、今シブ子に必要なものは自信を持ってプレーするというメンタルだけだと思います。


(切れのあるショット)

ショットはかなり自信をもってプレーできていると思いますが、パットはまだまだ日替わりのように見えます、パットさえ自信をもって打てればビッグスコアが出ておかしくないところまで復調してきていると思います。

今年も残すは12月の全米女子オープンのみ、伸び伸びプレーしてメジャーチャンピオン渋野日向子の健在ぶりを世界にアピールしてきてください。

(本文中の画像はゴルフダイジェスト・オンライン・フォトギャラリー参照)

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