稲見萌寧が永井花奈をプレーオフで制止し3勝目! 明治安田生命レディスヨコハマタイヤ最終日

JLPGAツアー第2戦『明治安田生命レディスヨコハマタイヤ』の最終日が高知県の土佐CCで行われました。

2日目に風雨の中6アンダー(通算10アンダー)で回った稲見萌寧が楽勝で逃げ切ると思っていましたが、今日は全く別人のように乱れて4打落し通算6アンダーで永井花奈とのプレーオフとなりました。

18番ホールで行われたプレーオフ3ホール目、お互いセカンドをショートしほぼ同じと頃からのアプローチ合戦、1m強に寄せた稲見に対して永井花奈は3mと寄せきらずパーパットも外して万事休す、慎重にパーパットを決めた稲見萌寧に軍配が上がりました。

見萌寧はプロ入り翌年から3年連続優勝と抜群のショット力でトッププロの仲間入りを果たしています、ツボにはまったときの爆発力は凄まじくビックスコアを叩き出す魅力たっぷりの選手ですね。

残念だったのは3年ぶりの優勝がかかっていた永井花奈でした、前半スコアを崩すも後半盛り返して粘っていたのですが勝負所でのバーディーパットが決めきれませんでした。

可愛いルックスで人気のある永井花奈ですのでマサトも応援していたのですが本当に惜しかったですね、今日永井花奈が勝っていたら辻村門下生の2連勝だったのにね 残念!

今日の最終日ですが、ちょっと苦言を呈するならば上位陣が総崩れだった事ですね。

コンディション的には晴天で風も昨日よりは吹いてなかったのに、まあピン位置が難しいこともありましたが優勝のチャンスがあった上位の選手がこぞってスコアを落とした低レベルのサバイバル戦になりややガッカリしたという感想でした。

1打差の3位タイには森田遙比嘉真美子藤本麻子の3人が入りました。

森田遙は2週連続で優勝争いをしましたが18番でボギーを叩きプレーオフ進出を逃すという、奇しくも18番のパットを決められなかったため優勝を逃す結果となりました。

藤本麻子はこの日のベスト3アンダーで久々の上位、ベテラン健在のアピールができました。

通算4アンダー6位タイには林菜乃子武尾咲希の2人、マサト個人的には林菜乃子に優勝して欲しくて応援していたので17番、18番と連続ボギーにはガッカリしました。

17番ホールのバーディーパットを引っかけたのが全てでしたね、返しのパーパットもかすりもせず外してしまい気落ちしたのか18番バーディーマストだったのにセカンド乗らず ジ・エンドとなってしまいました。

渋野日向子のスイング改造は前途多難か?

注目の渋野日向子ですが、初日こそ2アンダーとまずまずのスタートを切れたのだけど2日目4オーバー、最終日5オーバーとボロボロの結果でトータル7オーバーで終了。

左へ行く不安を消すためトップを低くしシャローなダウンでのややフラットなワンピースプレーンに変えたそうですが、初日同組の勝みなみと原英梨花にはドライバーで30ヤードもおいて行かれてました、飛距離は捨てたのかなぁ。

渋野日向子は元々トップで左手を掌屈させてシャローなダウンスイングが自然にできていたのですから、無理に大げさなシャロースイングにする必要は無いように思うのですが・・・

良い面を伸して不安を消す指導方法の選択は無かったのかなぁ、あまり型にはめすぎるのはどうかなと思いますが、まぁこれだけのスイング改造だと2~3ヶ月の付け焼き刃では結果は出ないでしょうね。

渋野日向子自身が良いと思って決めたのですから見守るしかないのですが、今年1年かけて完成していく覚悟が必要ですね、結果が出ない試合が続けばまたマスコミが言いたい放題書きますが忍耐の1年になりそうです。

4月1日開幕の『ANAインスピレーション』に出場を決めたそうですね、その後も米ツアーに推薦を貰って参戦し続け最長で6月のメジャー『全米女子プロ選手権』までの長期遠征というプランを描いてるようです。

うるさい日本を離れてアメリカで伸び伸びやる方が良いかもしれません、ただスイングチェックできるコーチを常にそばに於いておくことは必要でしょうね。

マサト個人のしろうと意見はさておき、今後新しいスイングを早くモノにして日向子ちゃんの生き生きとした姿を見たいとファンは期待していますので焦らず行きましょう。

次の鹿児島で行われる『Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント』は渋野日向子のスポンサー企業の冠大会です、もしかして初めてのホステスプロとしてのトーナメントじゃ無いかな、気合いを入れて頑張ってね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です